イクメン見習い日記 〜育児リテラシーをつける〜

大阪在住のイクメンが、日々の育児の気づきを中心に綴ってます。

自身を大きく見せたがる大学研究者の話

某大学のMBAプログラムの中にあるちょっと特殊な授業に参加しました。

 

教壇に立っていた先生は他大学の非常勤講師。

何でも「サービスを創造する」研究において有名な人なんだと。授業中、友人がすかさずググってたようですが、ほとんど出てこなかったとか。まあいいですよ。

経歴とかで判断せず、先入観持たずに傾聴しましょうか。

他大学から招聘しているあたり、相当の実力者なんでしょう。

どんな驚きがあるか、自身が学べるなら何でもいい。期待が膨らんでいた私がそこにいました。

 

 結論から先に述べとくと

 

 

 

 

 

非常に違和感を覚えてしまいました。

 

この違和感の原因は一体何なのか、授業中に分からなかったのですが、

原因に近いものをひとまずメモしておこうと思いました。

未来にもしかしたら、別の発見があるかもしれません。

 

別にこの講師を批判するつもりないです。

これ読まれた方は誤解なさらないようにお願いしますね。

 

こうやって学びを得れたのですから感謝しています。

反省するとしたら、授業中に満足に反論できなかったことでしょうか。

でも、他の学生がいる手前、あまり先生がmakeする授業を壊したらいけませんよね。

大人ですから(笑)

 

 

では、原因と思われることを列挙してみます。

 

1.授業録音、スライドの撮影は禁止を主張し、かつ、レジュメすら用意しないこと

スマホの発展のおかげで録音、撮影をやっている人はちらほら見かけます。

勝手に撮るな。これは正論でしょう。でもレジュメ用意しないのはいただけない。

仮にも授業料払っているんですよ。サービスの授業においてホスピタリティが欠落しているこの矛盾、なんとかならないでしょうか。

 

2.日本排他主義の超アメリカかぶれであることを自慢すること

先生が何にかぶれてても良い。個性も重要でしょう。ただ、自慢は必要ない。

こちらで判断しますから。あと、日本人なのに本気で日本を良くしようと思っているなら、あまり国内企業ではたらく人たちを悪くいうことはいただけないです。

 

 

3.国内MBAにおいてはサービス分野の研究や実績がまだ浅いこと

先生にとって、向かい風の領域。認知、拡大のために日々努力されておられるのだと察します。でも、人ってやっぱ実績ありきで判断してしまうんですよね。アメリカなんて実績で評価決まるんじゃなかったでしょうか。先生が国内トップ企業で社外取締役をいくつも兼任してたら見る目変わってくるんでしょうね。

 

4.非常勤講師で30代と比較的若いということ

これも向かい風でしょうね。立ち向かう姿勢はすごいと思います。

でも30代の研究者、職業柄、上の老人たちが出て行かないからポストができるまで苦労しますね。一方、若くてバリバリ評価される職業は実務家しかないのかも。

ザッカーバーグ並のプログラミング能力あれば、先生はアイデアたくさんお持ちのようなので、いくつもイノベーティブな会社作れるんじゃないかと。

 

5.組織マネジメント分野は専門外

年上の人達をあんまり好まない。虐げられた結果なんでしょう。

当然、MBA専門用語はよく知ってらっしゃる。けど、実践方法や検証結果には

あまり興味がなさそうでした。理論ばかりじゃ実務の人達は動かないですけどね。

学者と実務家のギャップが大きいことに違和感覚えました。

 

6.Google先生リスペクト

先生が作ったことばですかそれ。

仮にも授業なんだから、ネット住民の専売特許をとらないで欲しいです。

若い学生も引いているじゃないですか。それにネット検索ばかりで知識貯めこむと

学者として致命的なような。

それよりも、文献、本を紹介してください。

 

 

先生「イノベーションを創出するために、まずは世の中のサービスの定義がどのように変遷してきたかを学ぶことは重要だ。」

 

おっしゃるとおりです。それは分かります。

 

イノベーションを起こしてきた企業例

IBMマイクロソフト、アップル、Facebook

 

なるほど、この先生いわゆるアメリカIT企業リスペクトしてるんだなと。

他の学生がどう思っているかわからないけど、

あたかもMBAの学生にジョブズザッカーバーグ目指せと言わんばかりのメッセージ。MBA取得者は、本来はヒトを使う側にいるのだから、リーダーシップを発揮していって欲しいと思う。

 

突っ込みどころ多いです。

あと、グリーとかDeNAとか日本のネット企業が眼中にないのが寂しい。

せめてソフトバンクの事例出してよ。

 

私なんとなくですが分かるんです。この先生、目上の人に対しての敬いがないから、

あんまり相手されないんだろうな。ピラミッド階層で若いポスドクや研究者が虐げらている日本独特のアカデミックな世界にいるから、一生懸命己を大きく見せようとして学生にリスペクトされようと必死なんです。

でもその手法は、20代前後の若い学生とか、同じ世代の研究者にしか響かない

もちろん、先生もかつては「日本企業を良くするぞ」と張り切っった時期あったんでしょうが、「やっぱあの老人ども変わらね〜からダメだ」と帰結しているオーラ出まくり。

 

30〜40代なると、やはり今所属する社会での調和も求めるわけで、なんでもかんでも日本文化を壊していいもんじゃない。話が極端すぎる。

 

日本企業のことをあまり大切にしない日本の学者ってMBAで何教えたいんでしょうか?このあたりにも違和感覚えました。ご自身も国内の大学に所属されているのに、

「あんたらの給料は我々民間人の税金で賄われていることを忘れんなよ。。。。」

と言いたかったです。

 

で、代わりに次の質問したんです。

私「マイクロソフト、アップル、Facebook はタイプ異なるIT企業だけれども、CEOもしくはCo-Founderがプログラミングのことをかなり高いレベルで熟知しているからこそ成功した企業ではないのか。もちろん後から登場するCFO、CMOらがより強い企業への発展に貢献したことも忘れてはならないけど、創業者らが極めて高いITのレベルを持っていることが前提とならないでしょうか。」

 

良い質問だと褒められました。ありがとう先生。

要するに、MBA持っててもITスキル低いんじゃサービスの創造なんて出来るのか、と遠回しに言いたかったんだけど。特にこの某大学の学生はITスキルが低い。バックグランドが人文とか経済ばかりなので、仕方ないのかも知れませんが、プログラミングひとつできないようじゃ、国内はおろかグローバルで戦えないぞ、という意見です。

 

先生「ザッカーバーグプログラマーでしょうか?」

私「元プログラマーですね。今経営者ですから。」

先生「いいえ、ザッカーバーグはマーケッターです。」

私「えっ?」

 

なんじゃそりゃ。それってプログラマーの役割は経営においてそれほど重要なファクターでないとおっしゃりたいの?プログラマー馬鹿にしているね。

ザッカーバーグが最初からマーケッターって名乗ってたんでしょうか。

これですよ、MBAって事例を後付けするから、ストーリーが脚色されている違和感。

 

先生「ザッカーバーグのITのスキルは、皆さんとさほど変わらないです。重要なのはIT専門家とコミュニケーション出来る程度の知識を持っていることです。」

 

唖然としました。ああこの先生プログラミング何も知らないんだと。

超人の外国人のだれかに「ITなんてだれでも出来る」と吹き込まれたのでしょうか。

確かに彼らには出来ると思うけど、達人になるには数学力が必須なんですけどね。

中学高校の数学教育を削って1億総文系を目指す日本に、そんなことできるとは思えませんけど。

 

私の反論虚しく、誰も加勢してくれない空気がでてたので、この先生に反論することやめました。

 

先生「IT専門家とコミュニケーション出来る程度の知識があれば良い」

 

言ってくれますね。それがプログラミングを熟知していることなんだよと補足したい。

コンピュータサイエンスは文系学者が語れるほどあまくないんですよ。

 そして、やっぱ出た、イノベーションの授業で頻出のRubyの話。

ただし、先生はRubyがブレークしていることは知ってても、Rubyがブレークした要因をあまりしならない模様。その浅い知識は、習いたての学生エンジニアならコミュニケーションできるけど、アメリカでバリバリコード書くスーパーエンジニアには鼻で笑われるレベルということを分かってほしいです。

 

それと、イノベーション起こす理論は重要だけど、それ実行するのはヒトです。

このあたりが私の最大の違和感だったのではないでしょうか。

 

やはりビジネススクールは実績ありき、実例で語られる方がしっくりきますね。